プレミアムフライデーの突っ込みどころが多すぎて俺のストレスがマッハ。

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月末の金曜日は午後3時に仕事を終わらせて、あとの時間を買い物やレジャーなどの消費にあてさせる「プライムフライデー」という構想があるらしい。どこの国の話かと思えば日本の話のようで、椅子から転がり落ちそうになる。

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稼ぎどきに早く帰っても旨味なくね?

■政府・経済界に「プレミアムフライデー」構想 国内の個人消費喚起へ
http://www.sankei.com/economy/news/160812/ecn1608120033-n1.html

政治については素人で、地政学は多少かじっていても内政に関してはまるで分からないのですが、マジで意味のある制度だとは思わない。

産経新聞によると

プレミアムフライデーは、早い時間の終業を受けて夕方に流通業界や旅行業界、外食産業などが連動してイベントを開催するという内容。

とあるので、流通業界、旅行業界、外食業界で働いている人はそもそも対象ではない。加えて、インフラ、医療、介護系の業界で働いている人も対象になりませんね。

私は商社で働いていますが月末は数字の追い込みで忙しいので営業系の人は月末に早く帰るメリットがありません。業種によってプロジェクトの進捗具合や取引先との関係で、月末金曜日を早く切り上げると仕事に支障がでることもあります。

もう数字が足りず業績が悪化し給料が減って消費に当てられない、なんて本末転倒になりかねない。日本で月末の金曜日に早く帰っても問題ないオフィスワーカーはかなり少数派でしょう。

横並びで、みんなと同じ時間に帰る必要はない

問題点は何かというと、15時に帰るのが「月末の金曜日」と固定されている点。上に書いたようにみんながみんな月末を調整できわけではない。幼稚園児の徒競走なら横並びでみんなで一緒にゴールできるが、社会人となればそううまくはいかない。

「帰れる状況にある人が、躊躇なく帰れる環境作り」が大事だと思う。ようは仕事が終わっているのに「定時という概念」「付き合い残業」でダラダラと会社に居残る文化を根絶やしにすると一気に問題は解決する

たとえば15時に今日やるタスクがすべて完了したのであれば、その時点で帰ってもペナルティがない制度。とか。先輩や上司がどうであれ自分の仕事が終わっていれば「お先です」といえる文化。そういったものを国策で進めていけばいいんじゃなかろうか

もう少し労働に対してドライになってもいいだろう。世の中には私含めて労働に生きがいを見いだせない人種がたくさんいるので、「何時間ケツで椅子を温めたか」ではなく「仕事の成果」で公平に評価してくれればそれでいい。

流通業界には商品の価格を引き下げる「セール」への抵抗があることを踏まえ、イベントにすることで消費喚起を前面に押し出していく狙いがある。

何を言っているかあまり分からないけど、イベント化することで消費意欲がわくらしい。11月11日をポッキーの日とすることで1日だけポッキーがとんでもなく売れる日を作れたのと同じ理屈だろうか?

日本百貨店協会や日本ショッピングセンター協会、日本旅行業協会、ジャパンショッピングツーリズム協会などの関係団体をメンバーに入れて議論を進める。

議論している業界が自分にはまったく関わりのない業界なのでよく分からない。

どのみち3~6時間早く帰れたところで、できることは知れている。飲みに行くか、映画を見に行くか、そう遠くない範囲で買い物をするかだ。月末の金曜日である必要なんかどこにもないじゃないか。

* * *

そうそう、この記事とは1mmも関係ないんだけど、この前表参道のブルーボトルコーヒーに行ってきた。

blue

意識高くて階段から転がり落ちそうになったけど、やっぱ休日はとても混んでるね。平日にいけばもっと空いているのかな。

ではでは!

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