今更だけどXperiaZ3(sol26)レビュー

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3月末にMNP一括0円で手に入れたXperiaZ3。動作の快適さ、バッテリーの持ち、カメラや音楽といった機能が高いレベルでまとまっていて、あらゆる面で信頼できるスマートフォンです。以下、つらつらとレビューしていきます。

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本体

Z3にEHP-CH1000SSVを挿してみた

5.2インチスマホということもあって、少し大きめです。片手操作だと親指は液晶の下半分の箇所までしか思うように届きませんw 私は片手での操作性より表示される情報量に重きを置いているので問題はないです。混んでいる電車の中など、バランスを崩して落とす危険がある場所ではかならず両手で操作するようにしています。

フレームはアルミ削り出しのメタルフレーム。金属の鋭く洗練された美しさ、プラスチックにはない高級感があります。四角には樹脂系(?)の素材が配置されており耐衝撃性に一役買っています。

USBで充電をするにはキャップをはずさないといけないのでそれが手間かも。というか経年劣化で1年ぐらいするとキャップが千切れてしまいそう。爪をひっかけてキャップを外すので爪が長い女性の方には少し扱いづらいかもしれません。本体左部にマグネット充電の端子があるのですが、マグネット充電が一般的でない(急速充電に対応したものがない(修正)付属のスタンドに急速充電を挿せばいける?)、コンビニなどで売ってない)ので活用の場は限られてしまいます。

イヤホンや充電ケーブルは別売りですので、別途用意する必要があります。

ディスプレイ

ピクセル密度が423ppiありiPhoneシリーズより遥かに密度が濃い(iPhone6:326ppi、iPhone6plus:401ppi)です。また周囲の環境に合わせて明るさやコントラストを自動調整する機能が強化され、直射日光の当たる屋外などで視認性が向上されています。また、ディスプレイの電力効率がZ2より向上しているため、バッテリーの持ちに寄与しています。

Z3ディスプレイ

IPS方式の液晶なので視野角も広いです。

動作

Snapdragon 801(2.5GHz)・メモリ3GBを搭載し、非常に快適で突っかかりなく動きます。

カメラ

xperia Z3のカメラ

写真

2000万画素や高感度での撮影を売りにしていますが、あくまでスマホのカメラ。コンデジ並み!(あるいはそれ以上!)などという表現を見かけますが、構造が違うのでそもそも一眼レフカメラやコンデジと比べるべきじゃない。スマホのカメラの売りは何と言っても手軽さです。大きくて思い一眼レフを構えてああでもないこうでもないと構図を決めて設定をいじくりまわって撮影するよりも、普段持ち歩いているスマホでカメラアプリを立ち上げタップするだけでそこそこの写真が撮れる。これがスマホのカメラの優位性です。私はよく海外に行くのですが、一眼レフとスマホだと圧倒的に後者の方が撮影枚数が多いです。

気軽にそこそこの写真が撮れる、という点でXperiaZ3は文句なく素晴らしいです。カメラアプリの起動時間も短く、本体右側下部にあるカメラボランを押すと1秒以内にカメラアプリが立ち上がります。

作例

xperiaZ3で撮影した風景日中、オフィス街。ディティールがくっきり表現できています。

食べ物屋内、食べ物。

DSC_0039夜、雨。

全体的な傾向として、
・やや青みがかっている
・明るい箇所にピントが寄りがち
・暗い箇所のディテールが甘い
広角25mmなので遠方の風景などを撮ると端の方はパースが曲がる

といった感じです。

青みがかっているのはソニー製スマホのモットーなのか、より顕著にでてきます。青みがかって食べ物が不味そうに見えるため、「プレミアムおまかせオート」が「プレミアムメシマズオート」と揶揄されているほどです。このあたりはマニュアルで撮影し、ホワイトバランスを手動で調整することで解決できます。

XperiaZ3で撮影したダンボー
Z3で撮影したダンボーNexus5で撮影したダンボー

Nexus5で撮影したダンボー

きれいな写真を撮るには

レンズの汚れを落とす

写真が白くくすんでいるとき、大抵レンズに皮脂などの汚れがついています。見過ごしがちですが、なんとなく画質が悪いなぁと思うときはここが原因です。ここぞという撮影の前には布などで綺麗にしておきましょう。

明るい場所で撮る

日中の野外がおすすめです。明るいほうが多くの光(情報量)を取り込むことができるので精彩な写真をとることができます。暗い場所でも高感度での撮影を売りにしていますが、輪郭がぼやけ綺麗に撮れません。スマホの画面で見る場合はさほど気になりませんが、パソコンの画面でみると粗が目立ちます。ISO感度を上げる宿命ですが、ソフトウェア側のノイズ処理が弱い気がします(Photoshopで適当にガウスぼかしをかけたような感じ)。

動画性能

4K動画が撮影できますが、おすすめはフルHD画質での60FPS撮影です。インテリジェンアクティブモードという強力な手ぶれ補正を備えていますが、4K撮影やフルHD撮影のときは使えないのでご留意を(通常の手ぶれ補正は使えます。

 バッテリー

3100mAhのバッテリーを搭載しており、1日余裕で持ちます。頑張れば2日目の晩ぐらいまでは持つでしょう。通常使う分にはバッテリーが1日で切れる心配がありません。Z2より若干バッテリー容量は減っていますが、ディスプレイの処理を改善したことでZ3より持ち時間が長くなっています。

phonearena.comによるとXperiaZ3のバッテリー性能は、iPhone6plusやSamsung Galaxy S5といった競合を大きく引き離して1位になっています。

バッテリー比較

バッテリーは急速充電2に対応しているので、急速充電の充電ケーブルも買うことをおすすめします。

プリインストールアプリ

Screenshot_2015-03-21-13-42-12

これでもかと言うぐらい、鬼のようにプリインアプリが入っています。Nexusシリーズをメインとして使ってきた身としては、圧倒的されるアプリ量です。au版(SOL26)を買ったのですがDocomo版はもっとひどいとか……。もちろんこのようなアプリを必要としている方々は一定数いらっしゃるのでしょうが、使わない人にとっては一生使わないアプリだらけなので[設定]から無効化していきましょう。

ただしWhat’s new(ソニー製アプリ)、リモートサポート(au製アプリ)など、無効化できないアプリもあります。なぜ無効化させてくれない……と思うのですが、気になる人はRootとって無効化するか国際版のROMでも焼いておきましょう。方法はググればすぐ出てきます。

XperiaZ3自体の機能として、「タップして起動」というのがあります。オンにすると、スリープ状態からでも画面を2回タップするとスリーブから復帰するというもの。地味に便利です。通常は電源ボタンを押してスリープ解除しますが、タップしてそのままロック解除のパターンを入力できるので私はオンにしています。

XperiaZ3の通知領域

通知領域にはクイック設定ツールがあり、画面上部を上から下にスワイプすると呼び出せます。Android5.xでは標準で同等のものが搭載されていますが、Amdroid4.4.4のXperiaZ3でも再現されています。設定のアプリを使わずにすぐにWi-fiや画面の明るさをいじれるので便利です。

現在実感している不具合

端末固有のものなのか、たまたまはずれを引いただけなのかは分かりませんが以下の不具合がありました。

寝っ転がって使っていると画面がスリープになる

寝る前に布団の中でスマホをいじるのは健康上よくないそうですが、ブルーライトと勝手にスリープする不具合で確かに健康によくない気がします。状況としては、仰向けのときに使っているとかなりの頻度で発生します。

ではでは。

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コメント

  1. xperia勢 より:

    仰向けの時に画面が消えるのは、不具合ではなくて仕様だと思います!
    机などに置くと画面が消える機能があるんです!
    地面と水平にしてしまうとたとえ使っていてもスリープしちゃうっぽいです…

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