普通の切符だと大阪-東京間(グリーン車)が18,690円するところ、ぷらっとこだまの場合は11,800円。6,890円も安く東京までいくことができました! 頻繁に東京に行く身としてはかなり助かるので、ぷらっとこだまについてまとめます。
この記事の目次
「ぷらっとこだま」とは何ぞや
ぷらっとこだまとは「JR東海が主催するツアー」の名称です。ツアーと言っても添乗員がいるわけでもなく、新幹線に乗って目的地にいって終了、という実質切符のようなツアーです。切符ではないため切符とはいくつか条件が違います。
- とにかく安い
- ひとりでも利用できる
- +1,500円でグリーン車に乗れる(大阪-東京の場合)
- 出発日前日までに申込みできる
- 売店でドリンク、ビールと交換できるクーポン付き
- 指定した便に乗り遅れると後の祭り(後続列車に乗れない)
といった特徴があります。
こんなに安いぷらっとこだま
出発 | 到着 | ぷらっとこだまの料金 | のぞみ自由席の場合 |
新大阪 | 名古屋 | 4,200円 | 6,560円 |
新大阪 | 静岡 | 8,100円 | – |
新大阪 | 東京 | 10,300円 | 14,450円 |
大阪東京間の場合、4,000円以上安くなります。途中停車駅がそんなにない大阪-名古屋で使う場合はかなりコスパが良さそうです。
1ドリンク引換券がついてくる
こういうの↓がついてきます。
ぷらっとこだまフリークーポン。
以下のいずれかと交換できます。
- 650ml以下のソフトドリンク
- 350ml以下の缶ビール
- 500ml以下の酎ハイ
- クーポン+170円の課金で187mlのワイン
ビール安定ですね。ドリンクの引き換えは東海道新幹線の各駅のキヨスクの売店でできます。こだまの中には車内販売がないのと、長時間乗ることになるのでビール1本じゃ足りないことに注意しましょう。
乗れるのは「こだま新幹線」のみ
新幹線にはあまり詳しくなかったのですが、新幹線には種類があり途中停車駅が少ない順に「のぞみ」「ひかり」「こだま」とあり、新幹線の各駅停車版のこだまに載って目的地を目指します。
乗ってみた感想
思ったより不便なところがいくつか。700系とN700系があり、700系にはコンセントもwi-fiもない有り様。しかも大阪発の便はほとんど700系しかないです。
ぷらっとこだま時刻表。700系の少なさ・・・
http://www.jrtours.co.jp/domestic/tour/Vacancy.aspx
コンセントがないのでバッテリーは減っていくだけの消耗戦。ノートPCでゲームしてたら1時間ぐらいで溶けました。車両の最前席にはコンセントが設置されていましたがぷらっとこだまではコンセントの有無を指定できないので電源が使えるかは運否天賦……っ!
いい年して洗面所のコンセントで充電するのも恥ずかしいので、700系に乗る時はモバイルバッテリー必須ですね。
グリーン車はやっぱり快適
グリーン車の座席は片側2列なので、幅にゆとりがあります。たとえ隣にエドモンド本田が座っても窮屈には感じないでしょう。またグリーン車のテーブルは前の座席ではなく肘掛けに格納されており、そこからトランスフォーマーみたいに変形させながら展開します。