ミンスクワールド(明思克航母世界)への行き方、雑感

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中国広東省、深センにミンスクワールドというテーマパークがあります。ソ連の極東艦隊が運用していた重航空巡洋艦が紆余曲折あり中国でテーマパーク化され、本物の軍艦に乗れるということでマイナーながら一部の方に根強い人気がある観光地です。

この記事ではミンスクワールドへの行き方をご紹介します。香港側(深セン駅)からバスでいくルートですので、このルートで行く方の参考になれば幸いです。

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ミンスクワールドへの行き方

深セン市塩田区海景二路1019号

住所:深セン市塩田区海景二路1019号
営業時間:9:00-21:00
定休日:なし
入場料:130人民元(2,500円)
アクセス:

  • バス 深セン駅から40分程度
  • タクシー 深セン駅から20分程度?
  • 電車 最寄り駅なし

最寄り駅はなく、有名な観光地でもないのでタクシーの運転手に言ってもなかなか伝わりません。多少時間はかかりますが、安く確実にいけるのでバスがおすすめです。

基本的に年中暑い地域なのと、写真を撮影するとき逆光になりがちなので午前中の観光をおすすめします。

香港から中国深センへ

まず香港市街から電車を乗り継いで羅湖(ローフー)イミグレへ。

国境

入国カードを書く部屋から香港のsimカードで通信できなくなった。wi-fiもうまく繋がらなかったので入国カードの書き方は事前に調べておこう。といっても大して書くことはない。やる気の無さそうな入国検査官にスタンプを押してもらう。大きな荷物を持っている人はX線で調べられるが、リュックぐらいだと何も言われずすんなり入国できた。

イミグレ

イミグレを出た後。昔は治安が悪かったようだが、特に身の危険は感じない。
物売りや白タクの客引きがいるぐらいで他とそう変わらない。

ニセモノ城。いろんな物が売ってある。

通信ができないのは困るのでsimカードを調達する。イミグレを出たすぐ先に大きな商業ビルがある。通称ニセモノ城。電気屋からスーツの仕立て屋までなんでもある。中央部分は吹き抜けになっており、小さな子供が1階からラジコンヘリを飛ばして遊んでいた。

1階にsimカードは売っている。適当な店員に声をかける。中国語を喋る必要はなく「シムカード プリーズ」で通じる。150人民元(2,800円前後)で音声・データ通信ができるsimが買えた。何日使えるのかとか、ぼったくられたかとかは分からないが、日本の携帯キャリアの海外ボッタクリ放題よりかはマシだろう。店員がAPNの設定をやってくれるが店員はもちろん日本語が分からないので、設定を頼むときは本体の言語設定を英語か中国語にしておく必要がある。ついでにバッテリーを買わないかと言われたが、爆発すると怖いので断った。

深セン駅からミンスクワールドまで

ニセモノ城の裏手にバス乗り場がある。205と書いてあるバスに乗ればいい。料金の支払いは乗車時に料金箱に入れる。片道3人民元だ。おつりはくれないので注意。火車站(一番左の停留所)から乗って塩田区政府で降りる。アナウンスはないのでgooglemapで常に現在位置を見ておこう。降りたい停留所が近くなったら降車口の近くに立つ。何もしないとそのままドナドナされてしまうだろう。

少し歩くと明思克航母世界の看板が見えてくる。案内看板もあるので迷うことはない。

この位置からみるだけならタダ。装備は70年代とそう変わっていない。入場料130人民元(2,500円)を払ってチケットを買うと乗艦できる。

いざ乗艦

舷側にぶち抜いた穴があるのでそこから入る。水兵のコスプレをしたスタッフがお出迎え。甲板の上には東側の兵器がずらり。どれも艦載機じゃない。なぜ乗せた。入って最初にあるのが土産屋だが、スルーしよう。

後ろに見えるのは殲撃6型(?)。ソ連の戦闘機には詳しくないので機種は分からないが、艦載機じゃないことは分かる。

艦首から。夕方に行くと逆光になるので写真を取りたい人は午前中に行こう。

艦尾から艦橋後部構造物。プラモデル初心者がやるようなウェザリングみたいになっている。

ハインド(のようなヘリ)。老兵……というか、ジャンク。

後部甲板。海の向こうに見えるのは香港だ。

甲板にあった遊戯場。

艦内はいろいろ展示品がある。

謎のエンジン。

といった感じだ。
かつて栄華を誇った怪物が、カオスな観光地になっている。
値段の割にかなり微妙な観光地だがミリオタなら一見の価値あり。香港・中国に行く際は立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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