2016年の1月13日(日本時間)に旧バージョンのIEのサポートが切れるとかで、web界隈が盛り上がっています。IEといえばwindowsのパソコンを買ったら最初から入っているブラウザ、ぐらいの認識かもしれませんが、webデザイナーにとっては親の仇のように憎い存在です。
- HTML/CSSの不可解な解釈
- バグやセキュリティの問題
- HTML5やCSS3のモダンコーディングに対応していない不具合
などなどガンジーが助走つけてディスプレイ殴るレベルの酷さで、親の仇までいかなくとも、IE対応のせいでwebデザイナーをやってる友人や恋人が円形脱毛症になったとかはよくある話。とにかく多くのweb製作者はPTSDなどのストレス障害に苦しみました。
その諸悪の根源たるIE(8-10)のサポートが切れるので、web製作者はIEに対応しなくてよくなります。
IE対応:
IE固有の解釈やバグを解決し、IEでも正常にwebサイトを閲覧できるように数々のエキセントリックな技やコストを使うこと。とても大変。
もちろん、マイクロソフトからのサポートが切れても古いIEを使い続けるユーザーはいます。このブログも数%ですが古いIEで閲覧している方がいます。
それでもwebデザイナーは今後一切古いIEに対応する必要がないと断言します。
そもそもなんでビル・ゲイツがサポートしてないものをweb製作者が対応しないといけないのか。
賞味期限の切れた牛乳を飲んで腹を壊しても自己責任、飲んでる奴が悪い。そんな感じです。
この記事の目次
まだ古いIE対応すべき論に対するアウト返し
まだ旧IE使っている人がいるよ論
上にも書いたとおり、自己責任です。セキュリティの問題があっても、webが正常に表示されなくても、古いIEを使っているのが悪い。OSがwindowsXPでIEのアップデートができない…なんて声も聞きますがそもそもXPのサポートはとうの昔に終わっている。
リテラシーの低さゆえに古いIEを使っている人もいますが、そういう層はあまりインターネットでお金を落としません。toCサイトなら旧IEよりスマホ・モバイル端末でのUI/UXにコストをかけるべき。
まだ業務上旧IEを使わざるえない人がいるよ論
仕事中にネットサーフィンしないでください。
2016年以降のInternetExplorerの使いみち
バージョン10までのIEはサポートされなくなりますが、最新版のIE11は安全にモダンなwebサイトを閲覧できます。しかし、悪魔の末裔には変わりありません。悪魔に魂を売りたくはありませんが、以下の場合はIEを使うのはありだと思います。
ChromeやFirefoxをダウンロードするためだけの存在
多くのwindowsパソコンは、chromeやFirefoxが最初からインストールされていないのでインターネットからそれらをダウンロードするためにIEを使う必要があります。そのあとは闇に葬りましょう。
IEでしか閲覧できないサイトを閲覧するためだけの存在
卑怯なIE信者は、IEシェアと自尊心を維持するためにだけにIEでしか見れないサイトを作ります。業務システムにとどまらず、コンシューマ向けサービスにもそのような排他的サイトがあるので、そういったサイトを閲覧するときにだけ使います。
開発用
webサイト作ったーブラウザで確認しよう、というときにキャッシュ(閲覧履歴など)がない状態で挙動を確認したい場合があります。普段使っているブラウザの履歴を消すのは嫌なので、こういうときに普段使っていないブラウザが役に立ちます。
ではでは