Cloud at Costっていう激安のVPSを見つけました。いろいろぶっ飛んでいて、料金はOne time制、つまり初期費用だけ払えば月額料金を払わずに一生(あるいはサービスが終了するまで)使えるクレイジーな料金体系。初期費用は800円だったので、仮に1年使ったら1ヶ月あたり66円というありさま。
まだ使い始めたばかりなので何とも言えませんが、ワールドワイドな遊び場が手に入ったので、契約からCentOSの起動までのフローをご紹介します。
Cloud at Costの料金
まずはこちらの料金表をご覧いただきたい。
最小構成のプランは
- CPU:1コア
- メモリ:512MB
- ストレージ:10GBのSSD
を一回お金を払えば使い放題。表の下に50%OFFと書いているのでここの記載価格の半額で購入できます。コスパ良さそうな気がしますよね? しかしこれでお得と思うなかれ、運営のTwitterでは定期的に80%オフの割引クーポンを配っています。
FREE Servers..https://t.co/otQ6y2jZcb
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— CloudatCost (@cloudatcost) 2016年5月20日
ここに書いてあるクーポンを適用できます。
クーポンは3種あり、
- 全プラン無料クーポン(1人まで)
- 1,000ドルのプランが100ドルになるクーポン(数に限りあり)
- 全プランが80%オフになるクーポン(数に限りあり)
があります。時期によって内容は違うかも知れませんが、断然お得になるので契約前にTwitterを確認しておきましょう。
クーポンは購入画面で割引が反映されて、35ドルだったものが7ドル(800円)になりました。あ、クーポンはUpdateCpuponって書いてあるところをクリックすると入力できます。料金の支払いはPayPalでできます。
もう少し高いプランを契約しても良かったのですが、信頼性が不透明なので今は最小プランで様子見です。
サーバーの仕様
一番安い契約(Developer CroudPRO1)での内容です。
CPU:Intel(R) Xeon(R) CPU E7- 4850 @ 2.00GHz
CPUは2011年に発売された、だいぶ古いモデルのようです。まぁ安かろう何とかかろうですね。
メモリ:502MB
512MBに微妙に届いてないですね。
追記
wordpressでサイト作ってPageSpeed Insightsでサーバーの応答速度を測ってみたところ、0.2秒~0.4秒の間でした。ロリポップより少し速いぐらいですね。国内のVPS(GMOとかさくらとか)よりはちょい遅い感じでした。
サーバーの設定
サーバーの設定はhttps://panel.cloudatcost.comから行います。パスワードはメールで送られてくるので見逃さないようにしましょう。
サーバーの構成を始めます。どうもCPUやメモリをばらして再構築できるので、サーバーを買い足したらがっちゃんこしてよりハイスペックなサーバーを作れるようです。これは面白いですね。
とりあえずOSはとりあえずCentOS7にしました。
OSは
- Windows 2008
- Windows 2012
- CentOS
- Debian
- Ubuntu
から選べます。
サーバーの作成には結構時間がかかりました。タバコ2本とカフェラテ1杯を消費するのとだいたい同じ時間です。
サーバーの初期パスワードは管理画面から見れます。最初これが分からなくて四苦八苦しました。青いビックリマークを押すとサーバーのパスワードとか色々見れます。分かるかよこんなの。
無事にCentOSにrootでログインできました。ここから色々いじっていきます。とりあえずnginxとHHVMとMariaDBを放り込む。どう使うかはまだ決めていませんが何か作ったらまたブログで報告します。
追記
とりあえずwordpressを走らせるとメモリが一気にぱつんぱつんに。あれ、設定ミスったかな・・・。
ではでは。