AppleWatchを試着してきて感じた2つの疑問

この記事が面白いと思ったらシェアをお願いします★

たくさんのapplewacth

腕時計をつけるのは好きじゃないしメインで使っているのはAndroidなので買うかどうかは限りなく微妙なのですが、何だかかんだで流行りものは気になります。発売前の予約がすでに全世界で200万台を超えていて、iPhoneのようにビッグウェーブになるのかも知れません。

アップルウォッチはしばらくネット通販のみで販売され、アップルストア店頭で販売されるのは梅雨明けぐらいになるのではと言われています。とは言えアップルストアでは、アップルウォッチのデモ機があったり試着ができます。一番安いAppleWatchSport(\42,800)からAppleWatchEdition(\1,280,000~)まで、実際に腕につけて体験することができます。さっそく行ってみました。

スポンサーリンク

金持ち用のガジェットをタダで体験できる。そう、Appleならね。

店頭のAppleWatch

4月10日の発表以降、Appleストアにはデモ機が並んでいます。日本に8つあるAppleストア全てでAppleWatchが、表参道、銀座、心斎橋のAppleストアで上位モデルのAppleWatchEditionが試着できます。今回は心斎橋店に行ってみました。

試着には事前に予約が必要

いきなりAppleストアに行って「試着おなしゃす!」ではなく、あらかじめネットでの予約が必要になります。AppleIDがあれば誰でも予約でき、特にお金もかかりません。

予約はAppleのサイトからできます。
http://concierge.apple.com/stores/

Appleストア来店の予約画面

この画面で、都合のいい時間帯を選んで予約できます。事前予約制にすることでアップル側も客を捌き安いでしょうし、我々ガジェッターもシャッター前待機をしなくてよくなります。

都合の良い時間が見つからない場合は、別のストアを選択するか、オンラインで購入してください

来店の都合がつかない人に、もう買っちゃいなYOと言う割り切りの良さ。近くにAppleストアがないところに住んでいる場合はつらいでしょうね。

applestore

予約完了画面。カレンダーに追加ができますので、iOSやMACを使っている方はそのままカレンダーアプリに予定を飛ばせます。Android民は手入力で(以下略)。

いざ来店当日。さっそく寝坊する。

目が覚めた瞬間、直感で遅刻を確信。11時15分からの来店予約でしたが、起きた段階で11時でした。ウサイン・ボルトのスピードで走っても間に合いそうにはありません。IT業界にはリスケはつきものです。さっそく予約の変更を行い、14時からにリスケしました。予約の変更はwebから簡単にできます。

5分前に無事到着。13時58分ぐらいに「14時から試着でご予約の○○様ー」と店員からアナウンス。試着をする人は5分前には店舗に到着しておいた方がいいのかも知れません。店員が客の予約を確認するときもアップル製品を使うようで、iPhoneで何やら確認されてました。

試着専用のテーブルに案内され、ここからは外国人のスッタフが案内してくれました。Appleストアにはかなりの割合で外国人スタッフがいます。多くの日本人は欧米のもの、人をかっこいいと思う心理をついたマーケティング戦略でしょうか。

アップルウォッチ

机の引き出しをあけてくれ、中にはAppleWatchがずらり。

AppleWatchとAppleWatchスポーツ

今回はAppleWatchとAppleWatchスポーツの試着をさせていただきました。時計部分の性能自体は両モデルとも違いがありません。本体の素材やベルトの材質のみ違うようです。上の写真でも分かるようにAppleWatchSportはアルミニウム製、AppleWatchはステンレス製となっています。他にもガラス部分が、スポーツはIon-Xガラス(通常のガラスの5倍の硬さ)、AppleWatchはサファイアガラス(ダイアモンドの次ぐらいに硬いそうです)となっています。

AppleWatchSport

AppleWatchSport

ゴム製ベルトの、一番安いモデルです。といっても4万円ほどしますが。他のモデルと比べるとこのモデルが一番軽いです。スポーツと銘打っていますが、防水性はないのでアウトドアとかでは使えないと思います。水泳中つけてたら1発でお陀仏ですね。

多くのスポーツウォッチがゴム製ベルトを採用していように、AppleWatch”Sport”の由来はゴム製ベルトから来ているのかもしれません。

AppleWatch

AppleWatch

AppleWatch。ステンレス製の本体と本革のベルトです。\89,800とお値段はiPhone並。うーん、これは気軽に買える値段ではないですね。

AppleWatchでできること

できることに関しては正直Appleのサイトを見てもよく分からなかったのですが、いくつか店員さんから聞くことが出来ました。

AppleWatchデモ機

店内にはこのような端末があります。AppleWatchの操作と連動して、左側のディスプレイに説明がでるようになっています。この端末とスタッフのプレゼンを交えつつ説明を受ける感じでした。

フィットネス・ヘルスケアの記録

心拍をリアルタイムに記録できたり(リアルタイムなのはAndroid系のスマートウォッチにはない)、消費カロリーを記録できたりする。

iPhoneのカメラのリモートビュー

iPhoneのカメラに写っているものをリモートで見ることができる。自撮り棒を使って背面カメラで撮影するときなどに便利……なのかな。

着信を受ける

iPhoneにかかってきた電話をAppleWatchで受電することができます。Bluetoothイヤホンマイクでスマホを持たずに通話する光景はだいぶ見慣れてきましたが、時計に向かってしゃべるスタイルがこれから広まっていくのでしょうか。他にもメールを確認できたり、メールに返事を打つことができます。キーボードがないので文章はiPhoneで設定した定型文か、音声入力で文字を起こすとのことでした。

他にも色々聞きましたが、それはまたの機会に。

試着してみて

かなり前置きが長くなりました。

アップル製品だけあって、ガジェットとしてはめちゃくちゃかっこいいです。ただスマートウォッチというジャンルがまだまだ発展途上なので、買おう!活用しよう!って気にはなれませんでした。

疑問1:バッテリーは本当に持つのか?

バッテリーの持ちを店員さんに聞いたところ「iPhoneみたいに長時間使うようなガジェットじゃないから気にしなくて大丈夫だよHAHAHA」と濁されました。使っていない時はスリーブで、腕を上げると重力センサによって画面が起動するなど、節電する仕組みはあるみたいです。

しかしネット上の記事をみても、Apple公称で18時間、短いものだと2.5時間という考証もあります。各種センサーやRetinaディスプレイの影響で、バッテリーはそんなに持たないという推測が多数。がっつり使うとすぐにバッテリーが切れてしまいそう。

いずれは技術の進歩で解消されるのでしょうが、毎日充電しないといけないのは時計としてどうか?と思いました。

疑問2:やっぱり活用できる場面が想像できない

心拍の測定以外は、すべてスマホ側でできてしまいます。基本的にスマホとセットで運用するガジェットですが、時間の確認、通話やメール、ルート案内など別にスマホで完結してもいいのでは、と。防水に非対応、バッテリーの問題など、この辺は普通の時計にアドバンテージがあります。4万円あればそこそこいい時計が買えます。

健康管理にだいぶフォーカスしているようですが、あまりイメージできません。自分の健康に対して無頓着というわけではないのですが、健康管理はガジェットを使わなくてもできるのでは。出社するとき、エレベーターではなく階段を使う、少なくとも6時間は寝る、禁煙するなど。そういったレベルの健康管理で私はわりと満足してしまっています。

以上、AppleWatchの試着レビューでした。

色々懐疑的ですが、面白いガジェットなので今後もAppleWatchやスマートウォッチの記事は書いていこうと思います。

ではでは。

スポンサーリンク

この記事が面白いと思ったらシェアをお願いします★

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。