読み終わった本を片付けなくていい。
Kindle Paperwhiteを買って半年。電子書籍のメリットはこれに尽きる。
amazonの品揃えも豊富とはいえず、出版社によっては紙の本より100円ぐらいしか安くなかったりする。それでも本棚から本を取り出す→読み終える→本棚に戻すという面倒なことをしなくていい。モノを片付けられない人は電子書籍に移行するのを検討した方がいい。
スマホのKindleアプリやKindleのタブレットがあるが、後述するメリットを踏まえてKindle Paperwhiteをおすすめする。Paperwhiteの本体容量は4GB。スマホと比べると物足りない。どれぐらい本を入れることができるか。
漫画だと、
寄生獣は1~10巻で187 MB。1巻あたり20MBもない。
シドニアの騎士は1~10巻で611 MB。1巻60MBと少し。
高解像度なファイルは容量が大きいので、最近の漫画だと結構容量を食うのかも知れない。
60冊前後は入るだろうが漫画メインで読んでる人には物足りない。クラウドから3G回線やwi-fiでダウンロードできるが、いちいち削除したりダウンロードするのは面倒だ。読みたいときに電波を拾えるとも限らない。
文庫だと
冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)が112KB。ライトノベルなら容量を気にせず突っ込める。仮に同程度のライトノベルを1,000冊入れても漫画2冊分にも満たない。
基本的に俺は活字メインで読んでいるので、今の読書量では容量に不自由することはない。
他にもこまごまとしたメリットとして
・バッテリーが1ヵ月余裕で持つ
スマホのようにバッテリー残量を気にする必要がない。出先でスマホやタブレットが次々と力尽きてもKindleだけは家に帰るまで生きている。amazonの商品ページには1回の充電で最長8週間利用可能と書いてあるが、誇張表現ではなく本当に持つ。すごい。飛行機や新幹線の中で暇をつぶすのに最適だ。
・電子インクなので目の負担が少ない
そう感じるだけで実際に目にかかる負荷は変わらないという話もあるが、紙の本を読んでいるのと大差ない。保護フィルムに印字されているのかと思ったらディスプレイだった、というレベル。明るさを最大にしても液晶ほどは疲れない。
・本体が安い
現在12,280円。質感も高級感があるとは言いがたいのでカバーや保護フィルムを張る気にもならない。良く言えば、気軽にどこにでも持って行ける。
画面の大きさは6インチなので実用的に読めるのは漫画まで。雑誌や技術書は文字が小さくて読めない。冒頭に書いたとおりKindle本がまだ多いとは言えないので、マイナー本を読む人には向いてないかも。
ではでは。